CoCo’s Blog

住宅ローン、自己資金が少なくても大丈夫?

2021.04.02
お金のこと

自分はローンが組めるだろうか…自己資金はどのくらいあればいいのか…
年収はそれほど多くないし、貯金も少ないし…でも子供も大きくなってきてマイホームで伸び伸びとした生活をさせたい!

 

Q.自己資金(頭金)がないとローンは組めないですか?
A.組めます!

ただしポイントがありますのでご紹介します。

そもそも「頭金」って?

頭金とは物件価格を支払う時に「住宅ローンを利用せずに自己資金で支払う部分」のことを指します。貯蓄などから用立てることが一般的です。
例えば総額3000万かかる物件を2500万は借入、残り500万は自己資金でまかなうとなればこの500万の部分を指します。借入額を少なくすることで毎月の支払いを抑えることができます。

では頭金(自己資金)はいくら準備すればいいのか?

よく言われているのは住宅価格の2割程度、3000万円の物件であれば約600万ということになります。結構な金額ですよね。
しかし実際に物件を購入する際には3000万のほかに諸費用がかかりますので注意が必要です。

物件以外にもかかる費用があります

3000万円の新築建売物件の購入で考えてみると・・・
契約時に契約書の印紙代、手付金(売買金額の5%~10%ほど)で合わせて150万~300万
は現金で必要です。その他は住宅ローンから支払うことができます。
他にも、仲介手数料や登記費用などの諸費用で物件価格の約5~7%ほど必要になります。
更には家具や家電、引っ越し費用も考えておきましょう。内容によって様々ですが約60~100万ほど見ておきます。どちらも住宅ローンで物件と合わせて借入できる銀行もあります。

購入後には維持費がかかります

不動産を所有すると土地や建物には税金が発生します。固定資産税、(新築物件では年間約8~10万ほど)その他、万が一に備え火災や地震保険などもありますね。

実際に上記を踏まえて頭金を出してみましょう

貯金 ― 手元に残すお金(物件以外にかかる費用+生活費)= 頭金
無理なく手元に残しておくほうが安心です。今の生活費も計算し検討することをお勧めします。

頭金0でマイホームは買えるのか?

最近は頭金0円で借りられる住宅ローンもあります。
ただし利用する金融機関の融資条件を満たし、返済能力などに問題がないことが大事です。
しかしながら、頭金がある場合に比べて借入金額が増え、返済負担率(年収に対する年間返済額の割合)も大きくなるため、金融機関の審査においてより厳しく見られることがあります。

リスクも考えておきましょう

返済額が多くなってしまうということは、毎月の支払額も増えてしまうため、貯金が十分にある方や、安定した収入が長期にわたって確約されていない限り、リスクの伴うローンの組み方ということになります。
上記でお伝えしたように、物件価格だけでなく諸々の費用が掛かってくるため、貯金0円ではマイホームは買えませんが、頭金は0円でもマイホームを買うことはできます。
ただし、借りられるお金=返せるお金ではありません。

マイホームは購入すること自体が目的なのではなく、家族みんなが幸せに暮らすことが目的であるはずです。
大切な家族に万が一のことがあったり、働くことができなくなったりする場合に備えておくことも忘れてはいけません。収入が途絶えてしまっても生活費はかかりますし、住宅ローンの返済も続きます。

最終的にはお客様のライフプランや収入支出のバランスを見て判断を!

購入検討を機に、ご自身の将来のライフプランにも基づきシュミレーションで見える化してみることをお勧めします。

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